コロンビア オレンジ ブルボン

コロンビアのコーヒー生産者のグループ「アソボンボ」のメンバーたちは、オレンジブルボン種をはじめとした希少で個性的な品種のコーヒーの専門家です。
コロンビアの南部、ウィラ県のスアサ地区の微気候は、昼間は暖かく夜は冷涼、適度な降水量というコーヒー栽培にとって理想的な条件が揃っています。このコーヒーもそのような環境の中で珍しいオレンジ色のコーヒーチェリーとして実を結び、しっかりと成熟しました。オレンジブルボン種の栽培や収穫、加工にはとても専門的で深い知識が必要です。知識と経験に裏打ちされた高い精度の管理と適切な手入れ、そしてコーヒーチェリーの成熟をわずかな色の違いにより見極めて収穫することで、この特別なコーヒーは素晴らしい一杯となりました。

オレンジブルボン種のコーヒーは独特のシトラスのような風味や柔らかい口あたりで知られています。今回このコーヒーを栽培するために力を合わせた生産者たちはオレンジブルボン種のような希少で個性的な品種の栽培を専門としています。
彼らの農場はコロンビアの中でもアマゾン川の上流である地域に位置しています。高い標高や寒暖差、風が生み出す独特の微気候はコーヒー栽培にとって理想的な環境を生み出し、コーヒーの成長を助けます。
オレンジブルボン種は、もともとエルサルバドルで栽培されていたレッドブルボン種から分かれた品種といわれています。オレンジブルボン種は他の多くの品種とは異なり、コーヒーチェリーが熟してもあまり色が変わりません。わずかな色の変化で成熟を見極めて収穫し加工するには専門の知識と細心の注意が欠かせません。