現代のデザインと融合した、絢爛豪華な九谷焼の伝統様式
華麗な色彩で、国内外問わず広く愛されている九谷焼。360年の歴史の中で、様々な絵付装飾のスタイルを確立させてきました。代表的な様式のひとつが、下塗りした赤色の上に金を彩色した「永楽風」です。花鳥獣虫を一筆書するのが「永楽風」の特長ですが、加賀の旬の風物詩「カニ」をモチーフに選び、幾何学的にデフォルメ。視点を変えるとあちこちでカニが横歩きしているユーモラスな作品です。
デザインのエレメントに込められた“想い”を紐解きながら、コーヒーをお楽しみ下さい。
不適切なレビューを報告しますか?